カラーバス転じて
線を引くは点がいくつか必要で、点をどうする?というわけです。 今回のコラムでは、カラーバスなる発想法からヒントを得、ベンキョとやる気の間に点を見つけようと思います。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・カラーバスとは? カラーバスとは発想法で、オトナのおもしろ遊びです。色に注目する遊びです。意識的に色に注目して歩きます。街の風物や人の見目形を鑑賞するのです。 桃色みれば、女か子供。商売オンナは、ピンク黒。黒色着目、サラリーマンと相成っていくわけです。 カラーバスには、誰でもできるという特徴があります。新発見がスグにでます。 中吊り広告を見れば良い、街頭広告を見れば良い、新聞雑誌マンガにテレビ、ラジヲとネットを加えたら、そこかしこに色に着目できるのです。発見の機会は膨大です。 たとえば、携帯電話。オレンジ白抜きAUで、白黒シックがヤフー色。かつてのボーダー赤白がヤフーの色と被るから?と思うわけです。さりとて色はみえないが、無色のドコモ。業界トップはわかるけどドコにいるのかわからない、と思うわけです。 「おんや、こんなところにはこういう色を使うのか」「よく見てみれば。。。」という驚きを味わえるのです。 わたくしごとですが、黒に着目していたときです。通勤には、黒がとても多いと。 駅の階段から、1階さらっと見たときに、うごめく黒色が目に飛び込んで参りました。まさに死の群れ葬式帰り。この黒色感覚を味わった以後は、色に注意を払うようになりました。スーツは黒で仕方がない、だからシャツでも変えてみよう、白色のYシャツならピンクか赤に変えました。黒スーツに白Yシャツ、ネクタイ変えたら葬式衣装、と改めて不吉な色使いと思ったのでした。 色を通して見ていけば、内々気づいていたけれどスッキリわかっていなかった些細な事に気づくのです。 モヤモヤが意識に登って脳みそに電流ながれる気持ちよさ、これが大人の楽しみなのです。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・転じて資格バス 資格バスとは、カラーバスの応用です。視点の中心に資格をもってくるのです。 ま、資格では茫漠としているので、試験科目受験科目をフィルターに採用しましょう。
とまあ、社労士の勉強中に「年金」なる注意ワードを置いて生活をしていけば、こんな風な徒然なる暇つぶしができるのである。合格後も同様に楽しめるのである。
まず受験科目の年金に注目し、郵便局に投函行けば年金相談という言葉に目が引き付けられたのです。そして「あら、投資信託」なるフレーズに遭遇し、郵便局の変遷を了知したわけでございます。 言えば書けばさらに読めば、難しそと思うが人情。 とはいえ、こんな風に点と点が繋がっていくのは、普段普通にやってるものでございます。 「ごくろうさま」の1言とコーヒーの差し入れが、営業マンとOLの男女の点になるが同様。コーヒー1杯でその日の晩餐とのちの旦那を手に入れるわけである。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・多少の問題点 おもしろそうな資格バスですが、問題があります。資格バスは簡単ではないことです。効果がスグに現れないということです。 カラーバスは、やってみればどこでも楽しめるのです。パソコン売り場からおかしのまるしげまで「ホウ!」と驚くことがあるのです。「白のデザインぱくったな、〇〇よ!」とノートパソコンコーナーで呟いたり、いもけんぴの甘い黄色とムラサキ芋のふっくらクッキーに思い乱れることができるのでございます。 ムラサキがこんなところに黄色がこんなところにと、見なければ良かったと何かの残骸を見てため息ひとつ、つくのでございます。 美大生が数百本の線を引いてデッサンの練習をするのと同様に、生まれ出でた1本の線には、無数の線の果てがあるのです。 発見なんてなくて当然、スグに線など引けずがあたりまえが続きます。無数の点と点が繋がる時間がかかります。漢方のようにじんわりと効いていくのです。 資格バスを通していくと勉強が進むにつれ、おや?おや?が貯まっていきます。 おやおや感がひとつの思考になるのは、100にひとつ。「あ、こんなところに〇〇が!」が100個集まり、ひとつの考えに結晶します。 そうこうしていくうちに、紙の上文字の上のお勉強に、新たな切り口が浮かび上がっていくのです。 −−−−−−−−−−−−−−−− ・あっちこっちにつづきます。 |
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