ココロが風邪を引いたら

試験ベンキョの強敵はなんでしょうか?

お勉強を続けていくと、時々、エアポケットに入るときがあります。

一時停止のボタンを押したときのように、全く動きがなくなってしまうときがあります。

それを人はスランプといったりしますが、まあ、大概は飽きてきたのだと思ってください。

これが、ひどくなると「飽ききったという状態」になります。

この「飽ききる」という状態は、自分ではよくわからないところに特徴があります。

「あー疲れた」とか、

「あーめんどくさ」など、

日常のけだるさの一線を超えてしまったため、自分で気づかないのです。

自分ではっきりと意識できないから、「あらら、なんでこんなにやる気が出ないのかしらん?」と考えるようになるのです。

時々、ほんとうに、小さじ一杯ほどのやる気ですら、出ないときがあります。

このような状態になったら、「もしかしたら、コレが『飽ききった状態』なのかしら?」と考えてください。

おかしいことでもなんでもなく、単なる自然現象ですから。


飽きるというのは、普通に生きていても、よく起きることです。

毎朝、トーストに目玉焼きだけでは飽きます。

「飽き」が生じてしまうのは、結果を知っているからです。

パンはこういう味だろう、バターの脂はこんな口当たり。
焼いたパンの歯ざわりは、ああいう感触。
目玉焼きの味付けは、相も変わらず市販の塩とヱスビーの胡椒。
かけるのはブルドッグソース。

どんどんいえますが、このあたりで^^

見ただけで結果がわかるようになると、人は飽きます。

資格試験のベンキョとは、とどのつまり、反復学習です。

毎日毎日、同じ風味のトーストと変わらない味付けの目玉焼きとを食べているのと近い行為なのです。

ですから、ときに「違うもん食べさせておくんなまし」とカラダが訴えかけるのです。

こういうときは、素直にカラダのいうことを聞きましょう。


「好きなものこそ上手なれ」とは、名言です。

このコトワザの解釈は、「何かをやろうとするとき、何かひとつでも自分の好きな点や好きなものがないと、続かない」ということです。

最初は好きでも、何度も経験して慣れると、好きじゃなくなるのがポイントです。

たとえば、先のトーストと目玉焼きの例でいうと、いくらパンとタマゴが好きでも毎日だと、飽きちゃうってコトです。

大切なのは自分の好きなものを、ちょっとでもいいから入れてみるということです。


1:カチカチに焼いた目玉焼きだったら、半熟にしてみる。
(半熟の黄身が、ソースのように濃厚な味を生み出します。)

2:塩を岩塩に。岩塩に変えるだけで、大きく風味が変わります。
(口が喜ぶのがわかります。)

3:酢を利かせたマヨネーズを塗ってみる。少し黒胡椒。
(すっぱからいのが、たまらなくなります。)


塩はデパートかネットで買えばいいし、マヨネーズには酢を少し入れて混ぜるだけ。半熟の目玉焼きは、火力を変えるだけ、それだけでいつもとは違った朝食になるんです。

極言をいうと、小手先の変化こそ、飽きの回避策です。

飽ききってしまっているのに、何度も同じように進めていくと、だんだんココロが干からびてきます。

試験ベンキョをしている人に生気がない人が多いのは、干からびちゃったからです。

今度、何かの試験を受けるときは、試験会場にいる周りの人を、観察してみてください。


大学受験は1回きりだし、年齢も若いので、干からびるまでベンキョをしてもいいでしょう。肌の潤いと同じ、スグに元に戻ります。

しかしながら、資格試験のベンキョの大半は、いい大人がやるものであり、年齢も食っているし、その分、責任も仕事もある人が大半。

そんな人が、試験如きで干からびてはいけません。

干からびないためには、いやいやながら、無理してベンキョをしないことです。

飽ききったときは、少しやり方を変えるチャンスでもあるのです。


1:読むテキストの量を、数量的に決めてしまう。30Pなら30P読んで終わる。(理解が進まなくても)


2:読むテキストの量を、時間的に決めてしまう。30分で読み切れるように、読んでみる。(無理そうでも)


3:割合を変えてみる。読むのに1時間かかる分量を、45分で読み終えることができるようにする。(読み時間を20%オフする感じで。)

などなど、漫然としてきたベンキョに、違った風を吹き込むのです。1種のゲーム化です。

ゲームはそれ自体、おもしろく演出すればいいのです。

「アハハ、さっぱりわからんがや〜」と思いながら、インディ400レースのスピードで、200Pのテキストを、30分で読んでもいいのです。わからんところはどんどん飛ばして。

クリアするのがゲームだからです。

いつもの通りのベンキョにしないで、すこし風味を変えるのです。

おもむろにテキストを開く、または問題集を開いて、昨日の続きをやりだす。黙々と。

こういうスタイルでも結構ですが、今日は、こんな風にやってみようかな、という縦軸のやり方があってもいいのです。


能力のあるステキなコーチは、同じ走りこみでも、楽しいものに変えることができます。

宗方コーチや桂大吾コーチには適いませんが、多少は彼らに倣おうという試みです。

「いいか、ぉ岡ぁっ!」
「いいわねっ、ヒロミっ!!」

てな感じで進めるのもミソです。

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