「鉈(なた)とカミソリ」 鉈(なた)でひげは剃れないです。カミソリで木や枝は切れないです。 用途を間違えると、せっかく便利な道具もなーんも役に立たない、という普通の話です。 「必ず解決法がある。それを我々は見ていないだけで。」 ケ小平さんがいった名文句です。この名文句と先ほどの鉈とカミソリ、どう関係があると思いますか? 他人がうまくいく方法があったとしても、また、うまくいっている方法があったとしても、それが自分にうまく適用(適合)していかないと、あまり意味がないということです。ウマイ使い方をしていないわけです。 自分の払う努力や時間は、うまく使いこなそうということです。逆に、なーんかうまくいってないなぁ、と感じる時、それはうまくいっていません。 ちょっとずれてるかな、というその感覚は大事にしておきましょう。 先ほどの鉈とカミソリですが、この、「ズレ」を指しています。 うまくいっていないなぁ、と思ったら計画表を少し変えてみる。問題集中心だったらテキストに戻る。勉強時間を割いてインターネットで情報をあさったりする。これまで間違った所だけピックアップしてやる。一覧表を作ってテキストに張る。憶えやすいように語呂合わせを作る。 自分のことを100%見渡せる人なんていないわけです。客観的にみることも「独学」では難しいです。 こういうとき、資格の専門学校とかなら自分の位置がわかっていいのでしょうけど^^ だからこそ、立ち止まる勇気をもって自分の置かれている状況を眺めてみよう、ということ。 案外、自分のやってることが意味がなく、鉈(なた)でひげを剃り、カミソリで木や枝は切ってることになってるかもしれません。 チョット勉強法や段取りを変えるだけで、ぐっとやる気と能率があがりますよ。ころころ方針を変えるのは、あまりいただけませんが。
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適当な人の適当な人への適当な読み物、其れが資格コラム。 コーヒーブレイクにどんぞ。 To another dokugaku.
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