基礎力を付けた事で合格する

「基礎が大事だ!」
「基礎力を付けろ!」
「〇〇基礎講座」

試験勉強でよく言われることば『基礎』ですが、『基礎』とはどういうことなのでしょう?

基礎力と合格との関係はどうなっているのでしょうか?

基礎とは、一般的に考えれば基本的な学力のことでしょう。

基本的な学力を簡単に言えば、簡単な問題は解けるということですネ。

スポーツでいえば、ランニングや素振りなどの基礎動作ができるかが基礎力でしょう。

しかし、基礎力という言葉には、単に科目の問題が解けるかどうかだけの意味だけではなく、もう少し、大切なものを持っています。

先ほどのスポーツでいえば、ボールを打ったり投げたり、タックルができるれば、即、基礎力があるのか?ということです。

基礎力には二つの側面があります。

一つ目は先ほどの「簡単な問題が解ける」意味での基礎力。

二つ目は、悠然と基本的な箇所・問題に戻れるかという意味です。


「よーわからんなぁ。→あのあたりをもう一度やってみよう」

こういう風に考えることが出来れば、基礎力が出来ている証拠です。

「わからん!!」だけの状態で、どこを見たり参考すればいいのかわからないのでしたら、基礎力不足といえます。

「悠然」というのが大切な点です

自分ができると思っていることを「もう一度やり直す」のは精神的にしんどいのです。

そうであっても、それを悠然と裕次郎のようにできるのが基礎力が付いたかどうかの証拠です。

慎太郎のようにヤンヤヤンヤ、「できるからやらない」「簡単だからやる必要もないでしょ」と言うだけでは、基礎力は付きません。

「敢えてやる」という姿勢が、試験勉強の基礎力なのです。

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テキストの先の方に進むごとに、前の方に戻るのは、しんどくなります。
精神的にしんどいです。

コレまでにやってきたことを、忘れていたらどうしよう。
忘れていたら、もう一度やらないといけないので、余計やることが増える。
だから、見たりやり直したりするのを躊躇してしまう。

そんな人は多いでしょう。

おそらく、受験生と名の付く人は皆、そうだと思います。

ま、ぶっちゃけいうと、メンドクサクて精神的に乗らないけど、やったほうがお得です。絶対的に、結果的に。

基礎的な箇所をもう一度やろうかなぁという必要性を感じたら、すぐにやるのがいいです。なぜなら...

  1. 意外に覚えていることが多い。(あー、そうだった位で再記憶可能w)
  2. 問題演習等で自信を持ってキチンと答えられるようになる。
  3. 気分が落ち着く。

...からです。

先ほどのスポーツの例で言うと、調子が悪くなったら走り込んだり、素振りを何百回と、自分から出来るかどうかということです。


結局、問題演習や模試の結果や、
『本試験』の反省で、「あー、もう一度ココを、しっかりやろう」と思うものなのです。ホント。あーあ。

これまでやった箇所に、躊躇することなく戻れて、もう一度やり直してモノに出来る人が基礎力が付いた人です。

同時並行に、テキスト・問題集の新規箇所も進めないといけないのですから、プレッシャーはあります。

そんななかで、基礎力は付いていくのです。

(つらいな、と思ったら、「合格する人とはこのつらさを乗り越えた人が合格者だ」と思いましょう。みんな、しんどいと思えば、気も楽になります。)

簡単な問題が解けるだけが、基礎力ではありません。

基礎力が付く本当の意味は、問題に間違うことが怖くなくなることです。

それほどのプレッシャーもなく、自分が昔やったことのある箇所に戻り、理解できていない箇所・忘れていた箇所をやり直すことが出来るのです。

だから恐れることがなくなります。

取り戻すこと(リカバーすること)が出来ることを、知っているからです。

問題に間違っても、「得した感じ」になってきます。また、基礎力があると「ウンコ問題」か「復習すべき重要な問題」かわかってきます。


基礎力のない人ほど、「あーできるできる」といって、「めんどくさい」と思って、通り一遍のことしかやりません。(経験者は語るwww)

やっていることが浅いのです。

そこで、ぐっとやり直せていけるかです。

本当のことを言うと、やり直したほうが結果的には、時間をセーブしますね。(経験者ry)

基礎力があるから応用問題が解ける。
だから、合格する。。。のではありません。

基礎力を付けると、自分の間違いから最大に学べ、リカバーし、充実した問題演習ができる結果、合格しちゃうのです。

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適当な人の適当な人への適当な読み物、其れが資格コラム。
コーヒーブレイクにどんぞ。

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