テキストの章の数 試験勉強を始めるときは、まず、何を差し置いても「もくじ」で章の数を数えます。 テキストだと全部でいくつの事をしないといけないのかを数えます。 問題集をするときは、1章ごとに何問あるかを数えます。 すべて、自分のやることをハッキリさせるためです。
いま、このコラムを書いているとき、通関士の記述式の勉強をしています。通関士の記述式の問題は穴埋めです。 やはり、この記述式穴埋め問題集をするときも、何題あるかを数えて、もくじの端に書いておきました。 〇〇法−18個 ××法−27個 このような感じです。 数字を使うことにより、何をいくつすればいいかがハッキリします。 数字を使うと行動が具体的になります。 行動しやすいのは、具体的なことだけです。 今月の売り上げ−たくさん!!! 今月の売り上げ−3000万!!(現在:1200/今月:3000) どっちのハッパをよく見ましたか?数字のある具体的な方をよく、目にしたのではないでしょうか?
大切なのは、やることを、具体的にすることです。 具体的には、先ほど述べた数のほかに、時間、場所、すること、どのようにするか、が具体化の助けになります。 朝起きたら、(時間) ベッドに腰掛けて、(場所) 記述式を、(何をするか) 4題、(いくつ) ざーーーと目を通す。(どのようにするか) ※ 先ほどいったように、通関士の記述式の問題は、穴埋めのため、暗記が重要になります。暗記をするには、何度も何度も目を通しておくのが一番効果的ですので、ざーーと目を通す、ということにしました。 つーか、キチンと時間をとって覚えても忘れてたんですよね^^。だから、ざーという適当バージョンにしたわけです^^
「記述式をやるか」、ではなく「一日、記述式を4問やる」とプログラム化しておけば、だんだんと規定事実となっていきます。 スムーズに習慣化できるのです。 ※ 先ほどの記述式の例を挙げます。 7月1日に、記述式の勉強を始めようと思いました。 で、3問目をやったのは7月19日になっていたわけですwww
勉強が継続できるかできないかは、簡単な物理の問題で、決して精神力が強い云々の問題が原因ではありません。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− おまけ そこでおまけです。 章の数にプラスアルファするのです。 それならば、11章「横断編」とか12章「過去問頻出編」、13章「類似規定編」、14章「まとめて覚えて楽チン編」、15章「うっかり編」などなど、テキストの内容をどんどん自分なりに使いこなしていくのです。 どうせなら、テキストを超えてやろうという発想です。 編集人に「てめえより好い構成にしたる!」発想です。 絶対的に、いま、そのテキストで学んでいる人が、一番そのテキストの使い勝手を知っているわけですから^^ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− もちろん、最初から「よし、15章あるとするぞ」と決めはしません。 この茶人は、お客様にお食事を出し、お茶を立て、お茶を楽しんだ後で、客人の姿がなくなるまでお見送りします。 お客様が帰れば、することはありません。片付けをして終わりです。 一期一会のお茶の世界はこのような反省からできあがっているのだなぁとえらく感心しました。 主人という、いわば受身の立場から反省という積極的な姿への変換がとても面白く感じました。 そうすれば、最悪、不合格でも、試験の結果以上の大切なものがわかってくるのです。 大人になってからの、勉強のほうが大変なんですよ。
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適当な人の適当な人への適当な読み物、其れが資格コラム。 コーヒーブレイクにどんぞ。 To another dokugaku.
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