上手に勉強を始めること−上手に終わらすために

資格試験に合格すると、自分どうなるか、わかりますか?
勉強を楽にするには、自分がしていることがどういうことか、意味を見出すことです。

その意味がわかれば、とても勉強が楽しくなります。

うざってーーー暗記行為の暁に、自分がどうなるのか、人は、その結果を知りたく思うはずです。

あなたにとって、その資格はどういう意味がありますか?


ま、意味云々といわれると難しいのですが、こう考えて見ましょう。

合格後、自分の生活がどんな風に変化したか?
合格後、自分の環境がどんな風に変化するか?
合格後、自分の持ち物に加わるおニュウの道具は何か?
合格後、自分の目標・目的がいくつ追加されるか?


等々をイメージしてみようということです。

そう、意味を探すというのはイメージトレーニングです。

イメージトレーニングは、何だかんだいってもモチベーションの維持に当たって、最も手軽で、いつでもでき、しかも低コストというすばらしい手段です。

「想像すること、そこから全ては始まる」

アメリカの服飾メーカー「GAP」の昔のCMのコピーです。今になっても覚えています。自分自身がイメージを持ち、消費者のイメージを沸き立たす戦略でGAPは大きく成長しました。
(アパレルで上場している会社は本当に少ないですよ^^)

このイメージを重視するCMから学べば、こういえます。

資格試験では自分の合格後の姿をイメージできたとき、必ず合格できます。なぜなら、始まれば終わりがあるからです。

反対にいうと、合格するまで挫折せず、中断せず、こつこつ勉強を続けることができます。

ひっくりかえすと、今、自分の合格した後の姿に魅力を感じないときは、合格するまで時間がかかったり、えらい手間や苦労を「強く」感じてしまいます。

ときには、何かに理由をつけて(引越し・転職・転勤・出産などなど、一般的に仕方がないよねといわれる事象)やめてしまいます。

たとえば、履歴書や配属変更届に今勉強している資格名を書き、堂々とその理由と熱意を語れる自分の姿をイメージできたとします。

わたしはその人に対し、100%受かるから健康に気をつけてやっていきませう、としかアドバイスできません。

逆に、〇〇資格なんてとっても仕方ないけどなーーとか、念のため取っておくか位だと、意外にポッコリ落ちます。

やるぞという感情が伴わなかったり、気分が落ち込んだままの感情を持っていると(リストラ対策云々)、落ちやすくなります。

※ 国家公務員試験上級の試験などの難しい試験に挑戦している人でも行政書士や宅建に落ちたことのある人を知っています。やはり、国家公務員試験上級に合格した後の自分のイメージが強く、行政書士や宅建なんかとってどうすんねん、という気持ちだったと思います。


先ほどの国家公務員試験上級の試験の受験者は、間違いなく受かるだけの能力はあります。

しかし、合格後のイメージに魅力を覚えないので、勉強しても(マーたぶん、真剣にできないでしょう。)ひょっこり落ちてしまうのです。

「キチンと想像することで、それを終わらせることができる」
こうともいえます。

うまくイメージできれば、スムーズに始められ、続けられ、終わらせることができます。

人生をうまく生きる人は、うまく「締め」ることができる人、終わらせることができる人です。(取締役というでしょ^^;)

しかし、上手にイメージできないという人もいます。イメージするのは能力の1つです。能力ですので、訓練すればできるようになります。

ボールを投げるのと一緒、包丁で野菜を切るのと一緒なくらい簡単です。

いま、手元に履歴書があるなら、「資格欄」に勉強中の資格の名前を書きましょう。100円でできるし、5分でできます。


そこから少しずつ考えていけばいいのです。手繰り寄せて(たぐりよせて)いきましょう。どうせ、将来、そのように書くのですから。

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適当な人の適当な人への適当な読み物、其れが資格コラム。
コーヒーブレイクにどんぞ。

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