「資格取得後を考えよう」

資格試験において合格を獲得するための大切なもののひとつにモチベーションの維持があります。ぶっちゃけ、このモチベーションなのですが、どのような工夫をしたらいいでしょうか?

わたしのモチベーションの維持で、お気に入りなのが、試験に合格し、資格を取った後の自分を想像することです。最初は漠然でもいいのですが、だんだんと具体的にしていけばいいでしょう。

アマチュア無線のときは、無線機を愛車に積んで四国方面をツーリングした自分の姿を想像しました。(未だに実現にはいたっていないのですが^^;)

社労士のときは名刺に「社会保険労務士」と付けた自分の名前を想像したり、同窓会で社労士してるヨン、みたいな台詞をサラリという自分をイメージしていましたね。(未だに実現にはいたっていないのですが^^;)

重要なのはそのイメージをするとき、「もうすでに、達成したものを考えたほうがトク」だと考える事です。「もうすでに」がポイントなのです。

斎藤ひとりという実業家がいるのですが、その人の弁「肯定的な言葉は栄養だ」なるこの一文章は人生において憶えていても損はないでしょう。わたしはこの1文章に、イメージという言葉も含めたいと思います。


「肯定的な言葉とイメージは栄養だ」

栄養なんです。

栄養を取らないと栄養失調になります。栄養失調だとジャンボ鶴田でも超世代軍に対抗できないでしょう。それぐらい大切だということです。

資格勉強中のお姉さんやおばさん、ときには関わりたくないんですが世間一般のオスと話す事があるのですが、みんな、テキストや問題集、過去問などの「ノルマ」に押されていて、なんとなく先ほど行った「栄養」が足りていないのではと思うことがしばしばあります。

みんな、試験や問題集や、過去門やテキストに振り回されている気がしてならないのです。

で、自分に与える栄養が「単に合格するぞ!!」では、だんだん足りなくなるでしょう。不十分です。最初は効いても、いずれ効かなくなります。

テキスト1ページでもやれば「合格に一歩でもちかづいたな」、問題集をひと回ししたら、「合格に10%ちかづいたな」くらい肯定的な考えを、勉強の反省や振り返ったときに「愚直」にすべきことが、一番勉強を長続きさせていく原動力では?と考えます。

「ダメだ、受からない」「こんなんじゃ、受からない」

勉強をサボって、その反省にてよく聞く言葉なのですが、このような反省はあまりオススメできませんね。

追い込むためには必要なんですけど^^

「今日は遊んだけど、明日はココまでやろう!」とか「英雄色を好む」とか自分を肯定的に促すようにしてみましょう、という提案なのです。

極度の楽天性は、資格の勉強だけでなく人生においてもご法度なのですが、多少の楽天性は必要かと思います。

私論ですが、こういう自分に対する肯定的なイメージの積み重ねが、勉強の原動力になると思います。でないと、試験近くの休みの土日で、それぞれ12時間も勉強できないですよ。

ま、そのイメージは人それぞれなのですが、とにかく勉強だけにがつがつするのではなく、現代人に許された最後の自由、「想像」することを楽しんでみましょう。

これはある人の言です。

−−−−−ある講演会にて−−−−−−

質問 「どうすれば、そんなことができるのですか?」

答え 「熱望しなさい」

会場大爆笑。しかし、その爆笑の渦でひとり頷いてそれを実践した人がいます。いまや、上場企業の社長です。その講演会のとき、彼の経営する会社よりはるかに規模も大きい会社、その他、同業他社は捨てるほどあったはずです。ですが、彼だけは愚直に行ったのです。

シンプルで単純な事が全て正しいのではありません。ですが、適切な場合が多いのです。あとはやるかやらないかの問題です。アタマの良さ云々でなく、思いの強さ云々が合格にリーチをかける気がするのですよ。

この資格をとったら何をしてやろうか、資格を履歴書に書く姿を想像してみる、独立してバリバリ電話を取っている自分を想像する・・・下手な勉強方法・学習法よりよっぽどあなたの学習を助けると思いますよ^^

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適当な人の適当な人への適当な読み物、其れが資格コラム。
コーヒーブレイクにどんぞ。

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